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耳鳴り

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2023年 10月 30日

千年茶館の茶会

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久しぶりの銀座。
外国人観光客が多いですねー。
中国語も聞こえてきます。

都内が久しぶりすぎて、すっかりお上りさん。
でもGoogle先生がいれば没問題!

まずは手土産に冨貴寄を購入。
今日は来年の干支🐉が入った開運干支缶にしました。
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その後、少し歩いて、
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アンティーク風の素敵なビルへ。

こちらが今日の目的地です。
千年茶館の茶会_c0358697_13113268.jpg
1階の別の店の横にある階段を上がると、そこは都会の喧騒が嘘のような別世界でした。

白金台からこちらに移転されたそうで、白金台のお店には行ったことがありましたが、移転されていたとは知りませんでした。
少し前まで喫茶営業もされていたそうですが、今はイベント時のみ一般開放しているようです。

今日はこちらで開かれた上海時代の茶芸の先生の茶会に参加してきました。

数日前に急遽、開催が決まったのですが、フリーランスという名の暇人の私は飛んで行きます。でも先週だったら締め切りがヤバかったので、今週でラッキーでした。

千年茶館の茶会_c0358697_14053837.jpg
秋なので、茶杯は菊の花。
茶托は潮州に古くからあるデザインを模して新しく作ったそうです。持ち手があるのが特徴で蓮の花弁の形をしています。

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チェロの生演奏あり。
中国人留学生の方がご自身で作曲されたという中国風の曲を演奏してくれました。茶会にぴったりな素敵な曲でした。
茶会と言えば古琴と思っていましたが、チェロもいいですね。

美しい空間で素敵な演奏と美味しいお茶を楽しませていただき、久しぶりに夢のような時間を過ごさせていただきました。

普段、人とあまり話さないくせに、中華系の集まりになると、なぜかおしゃべりになる私。みなさま黙って聞いてくださる、いい方ばかりでした。

恥ずかしや。

茶会の後は三越の地下で小洞天のシュウマイとマリアージュフレールのお茶を買って帰りました。
有楽町そごうの地下にあった小洞天が閉店して久しいですが、丸の内で働いていた頃は、会議用のお弁当をよく届けてもらいました。
今度、有楽町ビルが壊されるそうで、ベトナム料理店のサイゴンも閉店してしまいました。
サイゴンは私が働いていた頃は日比谷の路面店でしたが、その後有楽町ビルの地下に移り、とうとう閉店。
この辺りの懐かしい店はもうあまり残っておらず、さみしい限りです。
マリアージュフレールも初出店した時に赤坂まで張り切って行きましたが、今は支店がたくさんできましたね。
思えば、「体調に合わせて茶葉を選ぶ」という考え方を知ったのはマリアージュフレールのティールームが最初でした。

余談ですが、X(旧ツィッター)で千年茶館のアカウントを見ていたら、ある人が銀座のこちらのビルのことを「清河聶氏っぽい」と書いていましたw
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清河聶氏とは、ブロマンスの名作「陳情令」に出てくる五大世家の一つです!

ファンタジー系の時代劇は今まであまり見たことがなかったのですが、「日経ウーマン」です松本隆先生がお気に入りドラマにあげていたのでw遅ればせながら、最近やっと私も見ました。

五大世家の設定がハリーポッターの寮みたいで面白いんですよね。それぞれ家紋とかあって。
しかし、このドラマの魅力は兎にも角にも肖战と王一博、そして映像の美しさに尽きました。

最近、中華の時代劇がマイブームで、「慶餘年」を見終わり、以前途中まで見て止まっていた「長安十二時辰」を頭から見直してます。
予算が潤沢で豪華絢爛な中華ドラマを見てると、日本のドラマが安っぽく思えてしまう。

そういえば、今日の帰りにすずらん通りのベルサーチの前にものすごい人垣ができていたのですが、ヒョンジンなる韓国の明星が来店していたそうです。

久しぶりの都会、刺激が多すぎて、家に着いた頃にはへとへとでした。




# by haishangmingyue | 2023-10-30 22:02 | 茶藝 | Comments(0)
2023年 10月 29日

湯河原へ

最近よく湯河原に行く。
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この日のランチはカマの煮付けと
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お刺身定食。
名物のトンガリの唐揚げは撮り忘れた。
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なにもしない一日。
森の中にあるライブラリーで読書して、温泉に入ってまた読書。

夕食はいつもの懐石料理。
席から十三夜のお月様がばっちり見えた。
お土産にきび餅を買って帰るところまでがデフォ。

幸せな休日。


# by haishangmingyue | 2023-10-29 16:36 | Comments(0)
2023年 02月 24日

少年の君

《少年的你》をアマプラで見た。20187月のクランクイン時、周冬雨(26)、易烊千玺(17)という衝撃。

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千玺、《长安十二时辰》が20186月にクランクアップし、そのすぐ後にこちらの撮影に入ったのね。エリートの李必からチンピラの小北、その演技の振り幅たるや。周冬雨の演技がいいのはもちろんだけど、やはり易烊千玺の存在がこの映画を青春映画にたらしめてる。


いじめの首謀者の同級生を演じてる周也の演技もすごい。あの話し方、あの目つき、「私、なんか、この人、知ってる感」バリバリ、と思ったら留学時代、クラスメイトだった根性悪のあの娘に似てるんだわw


監督はエリックツァンの息子さん。香港の監督が撮る重慶の街がエモい。重慶と香港って、どこか似た雰囲気がある。原作のネット小説では主役2人の関係性が『白夜行』のパクリと言われていたらしいが、映画に関して言えば、パクリでもなんでもない、超オリジナル。設定を少し借りていたとしても、オリジナル要素の方が圧倒的に多いから。


この映画の最大の見せ場は受験後に刑事が陈念に会いに来るシーン。刑事が陈念の決意を揺さぶって、彼女が葛藤して迷ってるのが後ろ姿で表現される。その前に陈念と小北が別々に取り調べを受けているシーンがあって、2人の確固たる信頼感と決意を見せられてるから、あの葛藤に心が揺さぶられるのだ。そして、その直後に面会室で笑い合う2人のシーン。あそこで初めて陈念が笑う。あの一連の感情の動き、作劇が完璧。


いじめと受験をメインテーマに、監視カメラという小道具を効かせて、現代中国の一面が切り取られてる。そこに素晴らしい配役と重慶のじめっとした空気感が相まって、天地人が計算し尽くされた秀作だった。


日本語字幕もすごくよかった。アマプラの日本語字幕も公開時と同じく、島根磯美さんが担当されたのかな?



# by haishangmingyue | 2023-02-24 10:26 | 芸能 | Comments(0)